なた豆とは、マメ科ナタマメ属の一年草で、鞘の長さは 40cm 以上にもなる、見る人をあっと驚かせる豆です。
鞘の形が刀・『なた』のような形で、『刀豆』とか『鉈豆』と漢字表記し『ナタマメ』と呼びます。さやの若いうちは食べることができますが、成熟した豆は毒性があるので、加熱してお茶にするのが一般的です。
以前より漢方薬として知られており、近年では健康食品、健康茶として一般的に知らてるようになりました。
熱帯アジア、熱帯アフリカが原産とされ、日本には江戸時代初頭に清より伝わりました。
豆どころ丹波にて昔は、よく栽培されていたようですが、栽培する人もすくなくなり、あまり知られることもなくなってきたナタマメを小山氏が知人のご老人より受け継ぎ、 15 年前よりナタ豆栽培復活がはじまりました。
小山氏は農家の長男として、農作業を手伝う傍ら、農産物の直売を行い、農薬を使わない新鮮な農産物を消費者へ直接販売をしているなか、ナタ豆が特に人気で、お悩みの症状の改善などの嬉しいお声がたくさん寄せられ、生のなた豆でなく、お茶にして提供してほしいというお客様のお声から、独自の研究と試行錯誤で、お茶をつくり、
当初は数名の生産者の協力を得て生産者グループ『有機豆本舗丹波』を設立し、少しずつ種や、栽培数を増やし守り抜いた丹波のオリジナルのなた豆を生産者グループ『有機豆本舗』の『丹波なた豆』として、命名・登録したのが、この丹波なた豆です。
四方が山々に囲まれた丹波地方は、霧深く、寒い季節には『雲海』と呼ばれる神秘的な光景も見られます。
地域の気候の特徴である、寒暖差の激しさが、美味しくて栄養価の高い、豆や野菜をつくることから、丹波の農産物は全国の中でも特に注目されています。
『なたまめ』は、古くから『膿だし豆』として、漢方・民間薬として利用されてきました。
なた豆特有の成分である『カナバニン』や『コンカナバリンA』が特徴的で、腎機能・歯周病・血流の改善に効果があり、血液の浄化により体の様々な病気や不調の改善が見られます。
【なた豆の健康効果・効能】
・腎機能の改善
・高血圧予防や改善
・蓄膿症の予防や改善
・鼻炎や花粉症の予防や改善
・口臭や体臭の予防や改善
・むくみ改善やダイエット効果
・歯周病(歯槽膿漏)の改善
・痔の炎症改善
・アレルギー症状の緩和・改善
・風邪の予防・改善
など。
『わかさの秘密』のHP(http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/sword-bean/)内でも、わかりやすく紹介されています。なた豆の研究情報や参考文献も紹介されています。
有機豆本舗『丹波なた豆』の発起人小山氏の研究内容も参考文献として参照されています。
現在3000通以上にもなる、体験者のうれしいお声も効果を裏付け、ものがたっています。
丹波なた豆を栽培し、多くの方に試してもらっていく中、よかった!よかった!と効果・改善のお声がたくさん集まってきたことから、発起人の小山氏は大学機関と共同で研究を行い、日本栄養学会にてその研究内容の掲示発表をおこないました。
新着のお便りの一部を紹介します。お悩みの参考になさってください。随時更新していきます。
有機豆本舗丹波とは、丹波なた豆の栽培と普及を目的とした、生産者グループです。
2001年の発足から15年、今では40件以上の栽培グループで活動しています。
定期的に勉強会を開催し、よりよいなた豆を栽培するための研究を行っています。
2004年にTBS『スパスパ人間学』にて、丹波なた豆の畑や生産者が取材され・出演しました。
年齢に対しての若さや元気さ、脳年齢テストでの結果などで、皆をあっと驚かせました。
・完全無農薬・有機栽培にてナタマメを栽培する。
・畑周りにも除草剤は使用しない。
・丹波なた豆の栽培には、100%オリジナル種子を使用。
・オリジナルの丹波なた豆を守るため、管理された自家採取種を使い、外部の豆は利用しない。
2016-06-03 |
「奇跡の木」と呼ばれるモリンガです。3年目にして、今年の冬の記録的な寒波で枯れたと思っていましたが、なんと株から芽が出てきました!すごい生命力です |
2016-06-01 |
今のなた豆畑はこんな感じです。 |
2016-05_31 |
駐車場にあるオリーブの木の花が満開です。 |
なた豆に関心を持ち、丹波のなた豆畑に手伝いにスリランカからやってきてくれたニーシャンが作ってくれました。
スリランカから手持ちのスパイスをつかって、なた豆の若さやを本格的なカレーに調理。とても美味しかったです。
ナタマメの白い花や葉っぱを添えて、テントの下でみんなで食べました♪
こちらもニーシャン作の、なたまめの若さやをつかったサラダ。盛り付けも本格的。